なぜ、ホームページ診断(UXデザイン診断)が必要なのか

なぜホームページに健康診断が必要なのでしょう?それは.、ホームページも生活習慣病にかかるからです。それでは、ホームページ診断(UXデザイン診断)でわかる、ホームページの生活習慣病とはどのようなものでしょうか?例えば次のような物が考えられます。

  • メニュー、リンク、ボタン、文字の大きさなどが、使い勝手が悪く、サイト内で迷ってしまう。
  • 掲載されている情報が整理、更新されておらず、文章もユーザーの求める疑問に答えてない。
  • 集客、販売、サービス提供等が目的なのに、ホームページに戦略がなく、その方向に向いてない。

一番目が、ユーザビリティの問題、二番目が、コンテンツの問題、三番目は戦略の問題です。これらは、サイトを作ったときからあった、先天的な基礎疾患と、サイトを運営し更新してゆくにつれ現れてきた後天的な疾患に分かれます。先天的な問題まで、生活習慣病と言ってしまうのは語弊がありますが、いずれにせよ、これらを、ホームページ診断(UXデザイン診断)で把握し、改善してゆく必要があります。

ホームページは時が経つと劣化する。

サービス紹介のページでも述べているので繰り返しになりますが、ちゃんと作られたホームページでも、オープンから概ね3年から5年でなにがしかの不具合を抱えるようになります。それには次のような理由が考えられます。

  • Googleの検索アルゴリズムが変更になり、以前より訪問者が減ってしまう。
  • 競合サービスが誕生し、広告を展開したため、検索上位に表示されなくなってしまう。
  • 当初予定になかった新製品を、無理矢理掲載したため、サイトの構成がわかりづらくなり、問い合わせが減ってしまう。
  • オープン当初の担当者が退職等でいなくなり、CMSの使い方がわからず、簡単な更新作業しかできない。

どれも、ホームページ運用あるあるです。最初の2つが外部要因、残りの2つが内部要因です。このような経年劣化で、ホームページへの訪問者が減り、集客や、売上が下がってしまう原因になっているのです。これらも、ホームページ診断(UXデザイン診断)で調べて、把握、改善(場合によってはリニューアル)してゆく必要があります。

これまでに上げた問題が故に、公開したホームページを放置することなく、事業の変化などにあわせて、診断し、症状によっては、リニューアルの計画を立てる必要があるのです。

診断は、ユーザー目線(UX)で

診断サービスを開始した当初は、使い勝手(ユーザビリティ)中心の診断でした。しかし、ユーザーの目的、たとえば集客であったり、オンラインショップの売り上げだったりが目的だと考えると、使い勝手の診断だけでは、十分とはいえません。目的に合ったコンテンツや、その文脈(コンテクスト)まで意識して検証しないと、目的を果たせるかどうかはわかりません。

そのためには、UX視点。すなわちユーザーの「体験」を追体験しながら検証する必要があります。一言でいえばユーザー目線で検証するということです。

エンドユーザーが、ラウンチしてアクセスするであろうページから検証を開始し、ユーザーの気持ちになって、おそらくこのように回遊し遷移するだとうという順番でページをめくり、問題点があれば、スクリーンショットをとって、パワーポイントに貼り付け、レポートを書く。このような地道で実直な作業の繰り返しが検証作業の中味です。

平行してチェックリストをつかって、基本的な診断項目を評価していきます。パワーポイントのレポートと両輪の輪になって、診断を形づくっています。

現在、チェックリストを無料で公開中です。下記ボタンからぜひダウンロードしてみて、どのような診断をしているのか、片方の車輪の中味を見てみて下さい。

リニューアルには戦略が必要

診断によって、改善点がわかった。修正しよう、リニューアルしようと思ったとき、一瞬立ち止まって下さい。UXのところでものべたように、ホームページは見た目を変えただけでは意味がありません。ホームページの目的(集客や販売等)を、どのように達成するのか、「戦略」を考える必要があります。

ホームページは、いわば会社の縮図、好むと好まざると会社の今が反映されます。すなわち、ホームページの戦略とは、経営戦略そのものなのです。経営戦略がガタガタしていては、ホームページもしっかりまとまりません。

まずは、お客様のニーズを根本から把握し、競合がどのような戦略で市場に出ているかを調べ、それに対して、ここなら、競合に勝てるという強みを発掘し、それをホームページに反映してゆく。そこで始めて、デザインなどの見た目の議論が始められるのです。見積もりとデザインだけもって営業にくる業者には注意しましょう。

いずれにせよ、ホームページ診断(UXデザイン診断)は、戦略を見極めるためのものなのです。

診断を外部に依頼する訳

チェックリストをダウンロードすれば、自分達で診断できそうに思うかもしれません。でも、自分達で自分達のホームページを診断するのって、難しくないですか?

  • 外部に依頼すると、当事者から見えにくい課題に気づいてくれる可能性が高くなります。
  • さらに、その課題に対して、専門家の視点から、改善策を提案してくれる可能性が高くなります。

これが、診断を外部に依頼する理由です。
これを機に、ぜひ弊社にホームページ診断(UXデザイン診断)のご依頼をお待ちしています。