Movable Typeをベースにした、ハイエンドCMSのプラグインソリューション製品であるPowerCMS。すでに2000を越す大企業や官公庁などに導入されています。機能一覧は製品サイトに詳しくのっていますが、どの機能が本当に便利なのでしょう。PowerCMS案件を複数経験した私が独断と偏見で紹介します。

1. グループ機能

ブログやページ、カテゴリーなどをグループにしてドラック&ドロップで並び変える事が出来る機能です。ブログだけのグループもつくれるし、オブジェクトグループでこれらを混在してグループにすることが出来ます。新しく作成されたオブジェクトをグループに自動的に追加することも可能です。グループを作成すると表示用のテンプレートが自動的に生成されます。すごい。

グローバルナビや、ローカルナビをグループで作成し、お客様が自由に編集できるようにすることができてとても便利です。数年前のセミナーで、「グループ機能ラブ」というテーマでお話させて頂いたぐらい好きな機能です。一押しの機能です。

2. カスタムフィールドProのスニペット

大幅に拡張されたカスタムフィールドに、スニペットという項目が追加されました。このスニペット、言うなれば、カスタムフィールドのなかにカスタムフィールドを作れるような機能で、HTMLでスニペットフィールドを記述することで、自由なデザインのカスタムフィールドがつくれるようになっています。野球のスコアーボードの例は有名ですが、工夫次第でさまざまなレイアウトができます。

3.静的ページ分割

地味な機能です。静的ページ分割といえば、某社のPageButeが有名ですが、初期のバージョンは、HTMLタグをアトリビュートに記述するなど、仕様がMTっぽくなくって、あまり好きでなかったです。PowerCMSの静的ページ分割は、HTMLタグをMTタグに記述するようなこともなく、とても素直に構築できます。私はPowerCMS版のほうが好きです。数年ぶりにPageButeも触ってみましたが、こちらも大分改善されているようでした。一応フォローしておきます。

4. 承認ワークフロー

営業的に売りになる機能の代表格といえばこれでしょう。エンタープライズCMSでは珍しくはないので、差別点にはなりませんが、Movable TypeからPowerCMSへアップデートするセールストークには使えます。多段承認ができるようになった現バージョンではカスタマイズ案件は減りましたが、以前のバージョンでは、組織にあわせたカスタマイズ案件が多かった機能の1つです。

5. ひな形

1つのテンプレートの、表示オプションの表示・非表示や順番の組み合わせを保存して、複数のテンプレートのように使える機能です。コンテンツにあった投稿画面を複数作成することができるので、投稿者の負担を軽減します。この機能により、無駄にブログを新たに作成する必要がなくなるので、管理画面の見通しも良くなります。

エンタプライズサーチや、リモートバックアップ、アクセス解析との連携など、他にもうれしい機能は沢山あります。さらに新バージョンでは、テンプレートの新旧を比較できる機能など、開発者にもうれしい機能が追加されるとか。バージョンアップ毎に追加される機能の多さに最近はついていけてませんが、期待は高まります。

中でも、私の一番注目株は、クラウド版です。サーバーの保守やアップグレード、24/365の監視などをお任せできるのは安心です。案件があったらぜひ提案したいサービスの1つです。

最後に、一押しは、なんといってもサポートの厚さ。メールで疑問点をなげたら、親身に答えてくれます。これまでにどれだけ助かったことか。サポートも含めて商品だと考えると、このサポートが一押しになるのは当然だと思います。他社が簡単にまねできないところでしょう。

(担当:小山智久)

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