SEOはコンテンツ勝負で。コンテンツSEOを学ぶ

あからさまな外部リンクや、隠しリンクのようなブラックハット手法がペナルティになる一方、Googleはこれからコンテンツの質を大切にすると言っています。しかしコンテンツの質とはどういうものなのでしょうか。ホワイトハットの代表格に、コンテンツSEOという言葉も聞かれるようになりました。これはどんなモノなのか、一緒に学んでいきましょう。

コンテンツの質とは

そもそもコンテンツの質とはどんなものなのでしょうか? GoogleはSearch Console ヘルプのコンテンツのなかで、以下のようなものをあげています。

  • 有益で情報が豊富
  • 他のサイトより価値が高くて役立つ
  • 信頼性がある
  • 高品質
  • ユーザーを引き付ける

一方、次のようなことがあると、ユーザーは信用できず離れていくともいっています。

  • 無効なリンクや間違った情報などのエラー
  • 文法上の間違いやスペルミス
  • 多すぎる量の広告
  • コメントスパムやフォーラムへのスパム投稿などのスパム

本当にGoogleはコンテンツの質を認識するのだろうか

いまはやりのAIじゃないですが、Googleは人間の書いた文章の質を判断できるのでしょうか。実際に試した方がいます。あるテーマについて、専門家と、素人が書いた原稿を用意し、新規のドメインで更新していったのです。

結果は、専門家のコンテンツは、上位表示され、素人のコンテンツは、上位に表示されませんでした。Googleはコンテンツの質を判断できるようです。その仕組みはどのようになっているのでしょう。

Googleは文章の構造をみている

専門家の文章と、素人の文章には大きな違いがありました。それは、文章構造です。専門家のコンテンツは、

  • 要約(リード)、本文(展開)、結論という文書の構造がある。
  • 適宜、見出しが立ってる。
  • 箇条書きで整理されている。
  • 関連情報へのリンクがある。
  • 図版や写真などの画像がある。

という、わかりやすい文章構造の基本ができていました。一方、素人コンテンツは

  • 構造、見出し、リンク、画像がない
  • 同じ表現の繰り返しが多い
  • 接続詞が多い

というような特徴があったとのことです。

すなわち、Googleはわかりやすい文章かどうか、その構造を見ている可能性があるということです。

継続的に更新していくことも重要

Googleが目指しているのは、「より検索者のニーズに最適な検索結果を表示する」ということです。最適な検索結果というのは、ユーザーがサイトのコンテンツに満足しているかというのが基準になります。そのようなコンテンツを、継続的に更新しているサイトを、良いサイトとして上位表示しているのです。

そのうち(もう既に?)AIが文章の内容を読み、サイトの善し悪しを判断する時代が確実に来ると思います。そのためにも、コンテンツ作りに、高い企画力、編集力が必要になってくるでしょう。検索者の気持ちを考え、質の高いコンテンツを継続的に発信することが、コンテンツSEOというわけです。

オウンドメディアと目指す方向は同じ

すでに気がついた方はいらっしゃるとおもいますが、コンテンツSEOは、オウンドメディアの目指す方向と同じです。オウンドメディアは、質の高いコンテンツを継続的に発信することで、ユーザーのファン化を実現しようというのが目的です。そのためには検索でユーザーに来てもらわないといけません。コンテンツSEOはオウンドメディアの1つの手段でもあるのです。

(担当:小山智久)

アイキャッチ画像:Freepikによるデザイン

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