UXデザイン診断(ホームページ診断)の活用方法

ちまたに沢山あるホームページ診断、無料のところもあれば、100万円以上かかるところもあります。そんななかで弊社のホームページ診断はどの様な場面で活用すればいいのでしょうか。サービスを考えたわたしからその活用方法とコンセプトをお伝えします。

わざわざUXデザイン診断と名付けている理由

UXとはユーザーエクスペリエンスの略語で、日本語でいえばユーザー体験です。ホームページを見る、アプリを使う、オンライショップでポチるそれらはすべてユーザー体験です。一見、かっこいいビジュアルだけをデザインしてると思いがちですが、優れたデザイナーは、お客様が気持ちがいい体験をして、再びつかってみたい、訪れたいと言う気持ちになれるような構成、すなわち内容だけでなく、文章やコンテンツなどを含めてデザインしています。そのためにはカメラマンやコピーライター、編集者との協業が必要です。

正直いって、見た目だけよくって、つかいにくってわかりづらく、中身がボロボロのホームページやアプリが多い。私たちはそれを診断し、レポートして報告して直してもらいたいのです。

キゴウラボは、単なるデザイン会社ではなく、出版社から独立した会社なので創業当時から編集者がいてカメラマンやライターといったコンテンツを作るひとたちと一緒に働いてきました。だから診断できるものがあります。もちろん見た目のデザインやつかいやすさ(UIデザイン)も診断しますが、私たちがこだわってるのはそこなのです

UXが悪いホームページは結局戦略が悪い

内容やコンテンツ、つかいがってが悪いホームページやアプリは、突き詰めると戦略が悪い場合があります。ようするに何を訴求したいのか、何をつかってもらいたいかが完全に詰め切れてないのです。戦略はホームページ戦略、マーケティング戦略などが考えられますが、突き詰めると経営戦略に行きつきます。ここまでいくともはやホームページ制作の話の前に、経営コンサルティングをしないといけない。でもこれも事実です。

たとえばコカ・コーラ社は初めてホームページをつくった時、ホームページの構成を議論してるうちに、会社組織の構成がわるいことに気がついて、社内改革をしたと言われています。

大手企業でホームページ作りをきっかけに経営戦略を見直したり、ブランドメッセージを作り直したり、ミッションやビジョン、ドメインを作り直した企業はいっぱいあります。
とくにグローバルメニューといわれる上のメインメニューの構成にはそういう社内事情がとってよく分かるように見えます。

すぐにはできない、まずは使い勝手の修正からでもいいですが、診断をいずれはそういう経営の根本的な見直しの切っ掛けにして欲しいと思います。

UXデザイン診断を受けるタイミング

とはいえ、ホームページの出来具合に不安があるときに受けたいのがホームページ診断ことUXデザイン診断です。いままでのお客様をみうけると、受けるタイミングとしては次のような場合が多いです。

  • ホームページをリニューアルする前
  • アプリを新規につくった時
  • 既存のアプリに新機能を追加した時(しようとしてる時)
  • ランディングページを作ったけど、思いのほかコンバージョン(お問い合わせなど)がない時
  • ホームページやアプリのつかいやすさに問題点を指摘された時
  • 高齢者や視覚障害者に使いやすいか調べて欲しい時
  • 社内デザインチームにデザインを改善してもらうために外部の識者の意見がほしい時

作ってみたけど効果がない、いまの構成やデザインに不満がある、外部からの目で見て欲しい。そんな時に診断を受けるとよい効果があるのではないかと思います。

診断したあとはどうすればいいの?

お客様がどういう立場で診断をご依頼されたかによって、分けられると思います。

大手のお客様で、社内にデザイナーや編集者がいる場合は、チームに診断結果を展開して、内容を確認し、改善出来そうなところからタスクリストにあげてチームで段階的に改善点を修正していくのがいいでしょう。

もしウェブ制作会社さんだったら、診断レポートのロゴを自社のものにかえて、自分達が診断したということにして、お客様に報告会を行い、このような問題点があるからホームページをリニューアルしたほうがいいですよという理由として提示して、リニューアル案件を獲得すると言う方法があります。

自分達のホームページで、制作を依頼している会社があるけど、対応がにぶかったり、現在は取引がない場合は、弊社にご依頼いただくこともできます。弊社は診断だけを専門にしてるわけでななく、ホームページ自体の制作も行ってます。それも小さなお店から、上場会社さん、官公庁など幅広く手がけています。とくにお客様が業者に頼まなくても、自分で更新できるシステム(CMS コンテンツマージメントシステム)の導入が得意です。是非ご相談ください。

最後に、やっぱり根本治療が必要だ、マーケティング戦略、経営戦略を見直して、サービスや商品開発をし直し、ホームページに反映したいと思ったかたは、ぜひ弊社のコンサルティングをご依頼ください。AB3C道場をはじめとしてウェブコンサルティング、ブランディングによる戦略作りをお手伝いします。急がば回れ、まずはここから始めるのが、ほんとうのオススメです。ぜひご検討ください。