100記事を超えたら、違った風景がみえてくる。継続こそは力なり

当オウンドメディアが、この記事をもって100本目になりました。年を越してからは更新頻度を落とした影響もあり、思いのほか時間がかかったような気がします。まずはともあれ目標達成。そして新たなスタートに向けて考えを深めないといけません。

100本はどう読まれたか

60本程度を越えたあたりから、アクセス数は安定してきて、配信のない日は100〜120PV/日、記事の配信のあった日は、150PV/日前後で安定してきました。これを多いとみるか少ないとみるかは、記事の内容と、ターゲットとしているペルソナにもよります。ただ、この数字で固定してきて記事が増えているのに、アクセス数が伸び悩みなのが目下の課題点です。

目的は異なりますが、いわゆるアフリエイトサイトでは、1日500PV、または月商5万円を超していないサイトは、何か問題があるので、撤退すべしという話があります。

それと比較すると、まったく達していないので、アクセス数獲得には、もう少し努力が必要だろうと思います。それには、いわゆるSEO対策も含みます。もちろん、ペルソナを自由に設定できて、検索されやすいテーマの記事を書くことができるアフリエイトサイトと、ビジネスの目的にあったペルソナに向けて、限られたテーマの中で記事を書く必要のあるオウンドメディアでは、一概に比較できませんが、一つの参考指数として考えることはできます。

さらに、ペルソナを中堅企業の意識の高いウェブ担当者と設定したにも関わらず、結果的に記事の多くが同業者向けの記事となってしまい、アクセス数の稼げる内輪受けの記事が多くなってしまった点も反省しないといけません。どうしてもユーザー向け(同業者じゃない人)の記事を書こうとしても、書き上げてみると、同業者向けになっていることが多かった印象があります。

反省点としてもうひとつ上げられるのは、オウンドメディアが新規の案件などにつながらなかった点です。どうしても同業者向けになってしまったのが理由か、オウンドメディアを受けてのお問い合わせが、1件しかありませんでした。これは今後の大きな課題です。

人気記事といいねは連動しない

人気記事では、「スマートな取材・インタビュー依頼には取材企画書を用意」が、トップに居座っています。SEO的でも上位で検索されているのがその理由だとおもいます。

その他、最近ではiPad Proの記事はどの記事もよく読まれています。WWDCにあわせて投稿したのが、読まれた理由かもしれません。同業者向けの記事になりますが、同じ課題を抱えている人が多いことが、読んで見て取れます。

 ・「エクセルで作るサイト設計書2つのパターン

・「プロトタイプツールが花盛り、どれが便利?

といった比較的初期の記事も、人気記事に常駐しています。これらも比較的、同業者向け記事ではありますが、読者の問題意識と合致して、人気記事となっているのでしょう。プロトタイプの記事は通年ではランキング2位です。

オウンドメディアの良いところで、アクセス数の少ない記事でも、ロングテールの効果で読んでいる人はいて、閲覧時間が長いと、確実に読んでもらってるのだなとわかります。人気記事だけでなく、あまり人気のなかった記事でも、それなりの役割を担ってくれているわけです。

あと不思議な点は、アクセス数の大小といいねの数に関連性がないということ。いいねが少ないのに、アクセスがある。また、その逆もあります。いいねをつけてると、どうしてもいいねの数を追いかけてしまいます。いいねに左右されないように、やめようかなと思ったりもします。 

さあ、これからどうするか?

さて、とりあえずの目標100本をクリアして、これからどうするかについてです。とりあえず、毎週水曜日の定期的な更新はいったんお休みしたいと思います。気になる事があったら、記事にして不定期に配信するような形になると思います。

その間、ペルソナの見直しを再度おこない、記事のネタだしから始めたいとおもいます。記事のネタ切れで結構困っています。その為にもインプットを行いたいと思います。

10月で1年になるので、それまでは何かしらは配信したいのですが、いかんせんネタ切れで、記事が書けるか微妙な感じです。なにかリクエストがあれば、お待ちしています。

100記事の次は、300記事という目標が控えています。1日1記事更新すれば、1年で達成できるのですが、技術情報のブログならまだしも、うちのような記事を毎日配信していると、既存の業務に支障がでます。週2本でも、結構記事が上がってくるのは、前日ぎりぎりという感じでした。

ただ、300記事を超えると、オウンドメディアが一皮剥けて、自立的にユーザーを呼び込むようになるそうです。300記事がブログやオウンドメディアが「メディア」となる一つの分水嶺のような数字のようです。

300記事まで、残り200記事、どのくらいの期間で、どんな記事を配信するのか、そんな事もこのお休みの時期に考えてみたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

定期配信はいったんお休みになりますが、不定期更新はしていきたいと思います。のんびりしたペースになりますが、バックナンバーなど、まだ読んでない記事などを読んでいただいて、また、定期配信が始まるまでしばらくお待ちください。

(担当:小山 智久)