どうしても、デザインというと、かわいい・かっこいい・きれいという、審美的な造形をする作業のようにとらわれがちですね。たしかにそれもデザインの1つの重要な側面なのですけど、実は「どんな」かわいい・かっこいいにするかを、みんなで考える場所づくりのコーディネーターのほうがもっと重要なのです。
「どんな」物にするかを考える場は、お客様とデザイナーは、主従関係ではありません。デザイナーはお客様や関係者の中にある本当の気持ちを発掘するための、議論のファシリテーターであったり、ときにはカウンセラーのように振る舞います。
議論の場で飛び散ったアイデアのかけらを、ひとつずつ拾って、つなぎ合わせて造形力をつかって形にして、「それってこういうことですよね」と提示する。そういう問題解決力こそが、本質的なデザインだと思ってますが、なかかな伝わらないので、あえて「超・デザイン」と名付けました。「シン・ウルトラマン」にならって「シン・デザイン」でもいい。
デザイン思考、デザイン経営、ブランディング、デザインコンサルタントなど、デザインの方法論は数あれど、デザインの語源は「計画を記号に表す」という意味。だから私たちは記号の研究所「キゴウラボ」なのです。ようするに「デザイン研究所」という意味でもあります。
わたしたちは、20年前、2000年7月にスタートしたときから、いまのブームなんて意識することなく「超・デザイン」を意識してきました。それは「デザインのデザイン」という有名な本があるように、みずからの存在を「リ・デザイン」し続けるコトなのです。
経営上の諸問題、コミュニケーションにかかわること(イマドキならSNS運用とか)、街おこしやコミュニティ作り、ブランド作り、組織の多様性など、表層的に違うことのうようで、本質的なのものを掘り起こし、可視化するという意味では同じです。そういう根本からモノゴトを考える場にデザイナーを参加させたいと思われた場合は、ぜひお声掛け下さい。
基本作業あたりの日当でご請求しますが、自分にとっても楽しい、為になる案件は、体験というギャランティを頂いたと計上して、非常に低いコストで参加する場合もあります。まずはその案件の楽しさを精一杯お伝え頂けると嬉しいです。
超・デザインのご依頼はご相談から!