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コーディングは外注する時代がやってきた。

コーディングとは、画像でつくられたデザインに基づいて、ブラウザーで見られるように、HTML/CSSでページを記述する事をいいます。

コーディングは外注する時代がやってきました。デザイナーが片手間にやっていた時代はもう終わりです。AdobeXDのようなプロトタイピングソフトを使って、ワイヤーフレームを作成し、UXを検討するような、UX/IAの仕事をデザイナーが担当するようになり、コーディングまで手がまわらなくなってきています。

そこで、専門のコーダー/フロントエンドエンジニアを採用したいところですが、優秀な人は取り合いで、今一番人がたりない職業の1つとなっているようです。大きな会社なら、給与を上げて彼らを雇う事もできるでしょうが、そもそも小さな会社では、職種ごとに人を雇っていたら、人件費でつぶれてしまいます。

簡単にすますことができなくなったコーディング

デザイナーがコーディングをできなくなった理由はなんでしょう。それはコーディングに関する業務が高度化、複雑化して、専門的な知識が必要になったからです。例えば、こういう言語や、ツールが使えないとなりません。

・HTML5/CSS3
・レスポンシブウェブデザイン(RWD、スマホ対応)
・jQuery、簡単なJavaScript(プログラム言語)
・SASS(CSSを効率良く記述できるプリプロセッサー)
・Git(共同作業とバージョン管理をするシステム)

これらが、必須になったがゆえに、使いこなせる人は取り合いになってしまっています。そして、昔のHTML/CSSを書くだけの人をコーダーと読んでいたのに比較して、最近はフロントエンドエンジニアと呼ぶようになりました。

このフロントエンドエンジニア、お互いのノウハウの共有が、とても有効に働く職種だと思います。誰かが、SASSを覚えたら、そのやり方を仲間に教えたり、設定ファイルを共有したりといった事が、容易にできるのです。

そのため、ある程度の人数が集まって、コーディングをおこなったほうが何かと便利という事です。それが、最近、コーディング会社が増えている理由の1つではないかと思います。

どんなコーディング会社があるのか

弊社にも度々、コーディング会社か営業電話がかかってきます。料金も、値下げ競争になっているようです。基本料金なし、1Pあたり3000円でコーディングしてくれる会社もあります。

またある大手のコーディング会社は、フロントエンドエンジニアが作成したコードを、チェッカーと呼ばれる検証担当の人が、コードが間違えてないか、確認した上で納品してくれます。こういう所は安心ですね。この会社、混雑状況をメールで定期的に教えてくれます。年度末とかは早めに押さえないとだめですね。

また、別のコーディング会社は、コーディングの部隊をベトナムにオフショアし、コストを下げています。ベトナム人のスタッフに日本語を教えて、まずは意味がわからなくても形にすれば良いところをコーディングしているようです。オフショアは増えていくでしょうね。大手ポータルサイトのオフショアの噂を聞く事もあります。

コーディング会社に発注するには

コーディング会社に発注した事がない人は少ないかもしれませんが、サイト構成表と、デザインファイルまたはワイヤーフレームを送って、見積もりを取ります。(全ファイルでなくて良いです)デザインファイルは基本はフォトショップですが、イラストレータに対応しているコーディング会社もあります。(別料金のところも)イラレは切り出しのときにピクセルボケとなってしまう作りになっていると、コーディング会社も困りますので、注意が必要でしょう。最後にデザインファイルの納期を伝えて、コーディング済みファイルの納期がわかります。

コーディングとCMSテンプレート

コーディング会社が、デザイン会社や、デザイナーが在籍する代理店の下にある場合と、CMSの構築などをする開発会社の下にある場合が考えられます。前者は、スタイルガイドなどを通じて、全体的なデザインの統一感をもたせるには、向いている一方、CMSのテンプレートに最適なページを選んでコーディングしているか不安を感じます。

一方、CMS開発会社の下の場合、デザインは上流から支給なので、支給されたデザインのなかで、テンプレートに最適なデザイン(横展開しやすい画面)を選んで、コーディングの依頼をします。スタイルガイドをコーディングしてもらい、デザインチームから、ガイドと異なるデザインの箇所は例外処理をしなければならないので、逐一デザイナーに質問する事になるでしょう。

CMSは例外処理に弱いので、極力例外をつくらないよう、余白やフォントサイズは統一してもらう様お願いしましょう。この辺のディレクションをCMS開発会社がやらないといけなくなるので、デザインディレクター的な立場の人が、CMS開発会社にいたほうが、デザインチームの要望を聞き出しやすいでしょう。

コーディング会社とコミュニケーション

このように、コーディング会社は、原則的に、支給されたデザインファイル通りにコーディングするのが仕事ですから、例外処理がある箇所や、全体を通しての原則的なルールを伝えるのは発注側の仕事です。良いコーディングも悪いコーディングも、前処理次第。コーディングの外注化をしても、スタイルガイドのコーディングなどを通してコミュニケーションしていけば良いのではと思います。

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最終更新日:2018年7月23日

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