最近、パソコンやテレビを持たない人が増えています。彼らはLINEで家族や両親と連絡をとり、Twitterで同じ趣味の人とつながり、Instagramで調べ物をして、YouTubeで情報を得る。そんな人達が増えています。
すでにアパレル、美容、生活雑貨に関する検索は、Instagramが、Googleを超したそうです。
これらの傾向は若い人や女性だけなのでしょうか。比較的年齢の高いビジネスパーソンはFacebookを活用して交流を深め、実際の仕事もそこから発生しています。事実、最近弊社への仕事依頼の多くはFacebookのMessengerを通してです。
スマートフォンの普及率が80%を越え、LINE登録者数8000万人を越えました。LINEで自治体が情報発信をし、コロナのワクチン接種の予約ができるいま、スマホとLINEの組み合わせは社会インフラにすらなっています。
ホームページは不要なのか?
では、ホームページはもう不要なのでしょうか。実際、ホームページのない飲食店や美容室も増えています。食べログやホットペッパービューティにInstagramがあれば充分だからです。
わたしたちは、そうは思いません。それぞれの役割分担があるからです。SNSは常に流れていくフロー型の情報発信。ホームページは、事業の想いや商品紹介、地図と営業時間といったストック型の情報発信と別れていくと思います。
これからは、B2Cの小規模事業者さんは、このストック型のホームページを最少構成にしてSNSに予算を投入すべきです。一方、B2Bの中堅企業はまだまだ、ホームページにコストをかけてもいい、手間はかかるけど、オウンドメディアやYouTubeに取りかかると効果的です。
長年ホームページ制作会社を経営してきて、このことを嘆いたり、ビジネスチャンスを失ったは思っていません。早い時期からブログマーケティングに関わってきたため、SNSのような常に更新が必要なサービスへの対応は早かったです。
弊社は、ハーゲンダッツの公式Twitter運用や、サントリーモルツブログの運用、製造業のリクルート向けのFacebook運用など、コンテンツ企画から、原稿執筆、投稿と、公開後の効果測定などを行ってきました。見た目のデザインだけをやってきたわけでない、デザインと編集の両輪で事業を行ってきたからこそ出来たのです。
SNSの最近の動向
総務省情報通信政策研究所の2020年のSNS動向調査によると、各SNSのシェアは次の通りです。
- LINE 90.3%(8,600万人)
- YouTube 85.2%
- Twitter 42.3%(4,500万人)
- Instagram 42.3%(3,300万人)
- Facebook 31.9%(2,800万人)
- TikTok 17.5%(950万人)
数字は国内のアクティブユーザー数です。世界的にはFacebookのシェアが80%を越え、Twitterのシェアは8%程度しかありません。Twitterのシェアが高いのが日本の特徴ですが、TwitterとFacebookのシェアーはどちらも下落傾向で、若い女性が多いと考えられてきたInstagramが、男女比や年齢構成があがり、上昇傾向にあります。
そのため、相次いで大手企業のInstagram公式アカウントが作られ、情報発信の主戦場が、TwitterからInstagramに変わってきています。
ちょっと遅れてInstagram
Instagramは、2017年にインスタ映えと言う言葉が流行語大賞を取りましたが、すでに無理に盛ってインスタ映えした写真を投稿するのは古くなり、2020年には、ナチュ盛りやチルと言う言葉が使われるようになりました。
現在の中心ユーザー層は30代の男女で、すこし女性がおおいぐらい。写真だけの投稿から、文字と写真を組み合わせた投稿や、文字だけでデザインされた画像の投稿も増えました。
さらに機能は増えて、インスタライブやIGTV、リール、ストーリーなどといったリッチなメディアが増え、写真投稿サイトから脱皮、ポストYouTubeの座を狙ってます。実際、宇多田ヒカルを始め多くのアーティストがインスタライブで配信してるのは有名です。
ビジネスアカウントにすると、電話と連動したり、オンラインショップ機能が使えるのがちょっとLINEとかぶるところ。Twitterとちがってフォロアーの時系列での投稿表示ではなく、ユーザー嗜好にあわせたアルゴリズムでおすすめの投稿が表示されるので、好みがあえば、ユーザー側に補足されやすくなるのが特徴です。
気に入った投稿を保存できるのもTwitterとの違いですが、ユーザーによるシェアーやハッシュタグによって拡散が必要なのはTwitterと同じです。特にハッシュタグはTwitterより重要です。
動画制作について
代表者の親友が、ドキュメンタリー映画の監督で、いくつもの賞を取っています。彼は地元、伊豆大島の自治体から依頼された撮影なども手がけており、ドキュメンタリーたっちの動画を撮影することが可能です。
撮影、編集はもちろん、ドローンによる撮影も可能で、出来上がった動画はYouTubeなどにアップロードし、YouTubeチャンネルや、動画バナーのデザインももちろん可能。チームでリアルな動画を作ります。
WordPressを使った場合、YouTube動画の投稿ブロックがあらかじめ用意されてますので、慣れればお客様でも投稿が可能です。もし、動画を限定された人にだけ公開したいのであれば、Vimeoに投稿してパスワードをかける方法があります。そうすれば、パスワードをしらない人は動画がみれません。セミナー参加者だけに振り返り動画を配信したいと言った場合は、この方法がよいでしょう。
CM制作会社ではないので、CGやVFXが必要な動画は、同業者ネットワークでつながってる会社にオーダーする形になりますが、不可能ではありません。ご相談ください。
費用
要件によって様々なので、下記価格は参考までとしてください。
SNS運用アドバイス:24万〜
SNS運用代行:80万〜(1ヶ月)
動画撮影:20万〜(撮影1日、編集1日と仮定して)
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