長年、リスクのない受託での仕事をやってきていて、モノゴトの本質をお客様と一緒に考えるような感じになってきました。ただ、想いが完全に一致するということは少なく、お客様に合わせる事が多いのは事実です。
リスクを負って自社の商品やサービスを売っているお客様の気持ちがわかるためにも、そして受託に甘んじないで、自らプレイヤーになるべく、将来構想として以下の様な分野をかんがえています。
いまは先行投資する予算もないので、出来る範囲は限られていますが、これからはこちらの仕事のウエイトを増やしていきたいと思っています。
ウェブメディア&出版
小学館に出入りする編集プロダクションで5年働いた自分は、当初デザイナーでしたが、企画を提案したところ通ってしまい、そのあとはデジタル系の編集者としてキャリアを積みました。なので、まわりに編集者が多く、本や雑誌を編集・出版することにはずっと憧れがありました。
ひとり出版社という本を2さつほど読み、これからはこういう仕事をしたいと思いましたが、とはいえ、ライター上がりではないので、自分でかくのは苦手ではないですが、Typoが多いです。
そこでせっかくウェブの仕事をやってきたのだから、まずはウェブメディアを作り、ライターを募集して、魅力的な人に文章を書いてもらい、それを出版するという、小さな出版社を考えました。
もしかしたら老後の仕事になるかもしれませんが、これがわたしたちのゴールだと思ってます。
商品開発
デザイナーやコピーライターは、出世魚のように、アートディレクターやクリエイティブディレクターに名前を変えますが、受託で仕事をしていることには変わりません。
最初、広告のデザインをやっていたのが、そのうちパッケージのでザインを手がけるようになるのですが、それもお客様の商品です。
やっぱり自分達ならもっとこうするって気持ちがうまれたとき、彼らがゴールとして考えるのは自分達で商品を開発することです。
現在はさまざまなデザイナー発のブランドがあります。人気のブランドもあれば、こだわりすぎて値段が高く、失敗におわるブランドもあります。
前出のウェブメディアと連動して、読者と共に、みんなに受け入れられる商品開発を、自社で出来ればなと考えいます。
ドキュメンタリー&フィクション
ドキュメンタリーもフィクションも、書籍や映画のなかに存在するものです。ドキュメンタリーはその時代のリアルを切り取ってくれますし、フィクションは、まったく違った空想の世界につれてってくれます。
フィクションには何度も救われたし、ドキュメンタリーには色んな事を学びました。
友人にはドキュメンタリー映画の監督がいて、多数の賞をとってます。彼の協力を得て
特に映画という手法をつかって、これらを実現したい。そう考えてます。